春、夏、冬。出航時期から選べる3つの世界一周航路

 ピースボートクルーズの旅の舞台は、”地球丸ごと”。春のクルーズでは、陽光きらめく初夏の北欧とアラスカへ。夏出航のクルーズでは、秋の地中海とオーロラが夜空を彩るアイスランドへ。冬出航のクルーズでは、冬の日本を飛び出して夏本番の南半球をめぐります。いつか憧れた遠い国の街並みや、息を呑むほどに壮大な自然の風景、訪れる土地に暮らす人びとの笑顔――遠く離れた国々を線で結びながら、遥か4万kmの地球をめぐる壮大な船旅は、飛行機や鉄道での旅行にはない幾多の出会いと発見に満ちています。陸路や空路で訪れたことのある国も、船旅で海から訪れると新鮮な印象が得られるでしょう。

 ピースボートクルーズの出航時期は、春、夏、冬と1年に3度。年間を通じて地球のベストシーズンを旅し、その時期ならではの絶景と出会います。今回は、それぞれの出航時期ごとのクルーズの特徴や魅力をご紹介します。

【春出航のクルーズ】
 春から夏にかけては、クルーズ旅行のベストシーズン。春本番の日本を出航した船は、初夏の地中海や白夜に彩られた北欧、常夏のカリブ海、そして、短くも美しい夏のアラスカを訪れます。旅のハイライトとなるのは、悠久の時が創り上げた壮大なフィヨルドの景観。ノルウェーに位置する世界最大のソグネフィヨルドや、巨大な氷河を間近に望むアラスカフィヨルドを本船で遊覧します。訪れる寄港地の数が多いのも、春出航のクルーズの特徴。ヨーロッパ、北欧を中心に多くの寄港地を訪れるため、洗練された美しい街並みや世界遺産の数々を楽しみたい方に人気の高い航路です。

【夏出航】
 夏出航のクルーズでは、北欧の夜空を彩る光のヴェール・オーロラに代表されるその季節だけの色彩美の世界、そして憧れの世界遺産の数々をめぐります。地中海やアドリア海をはじめ、南北アメリカ大陸や南太平洋と、春出航、冬出航のクルーズと比べて、一度の船旅でより幅広い地域をめぐることができるのも、この時期出航のクルーズならではの魅力。はじめて世界一周をする方や、一度の旅で世界のさまざまな地域を訪れたいという方にもお勧めです。

 

【冬出航】
 寒さも本格的になってくる12月の日本を飛び出して、真夏の南半球へと針路をとる冬出航のクルーズ。野生動物の闊歩する雄大なサファリや赤色の砂が美しいナミブ砂漠、南米大陸の南端に広がるパタゴニアなど、息をのむような自然の光景と出会います。実は、喜望峰とマゼラン海峡を通る「南回り世界一周クルーズ」を日本で達成したのは、ピースボートクルーズが初めて。地球最後の秘境・南極大陸を訪れるオーバーランドツアーや、南アフリカの旧黒人居住区・ソウェトを訪れる交流プログラムなど、個人旅行ではハードルの高い場所を訪れることができるのも、ピースボートクルーズならではの魅力です。

【ショートクルーズ】
 クルーズ旅行はしたいけど100日間も休みが取れない、初めてのクルーズでいきなり世界一周は自信がない……そんな方にもお勧めなのが、10日~2週間程度のショートクルーズです。日本各地、そして少し足をのばして東アジアを歴訪しながら、その魅力に出会います。陸路や空路で訪れたことのある場所も、クルーズ旅行で海からアプローチすれば、また一味違った印象を受けるもの。まだまだ知らないその土地の魅力と船旅でしか見ることができない景色に出会う、短いながらも旅の魅力が凝縮されたクルーズです。

 ピースボートクルーズが40年をかけて培ってきたクルーズ経験と、それとともに築いてきた世界各地のネットワークを駆使して綿密に企画した航路の数々は、どれも自信を持ってお勧めできる内容です。春、夏、冬と年間を通じてその土地のベストシーズンを訪れ、その時期ならではの絶景や人類が刻んできた奇跡の数々と出会うクルーズ旅行は、どれも最高の思い出となることでしょう。

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